やぎポエム

ポエムとついてますがブログです。会社員、編集者、ライターの林雄司のブログです。

2023.9.11 突然髪が伸びた

突然髪が伸びた。

そんなはずはないのだが、急に毛がのびた!と思うタイミングがある。

それまではなんとか収まっていたのが、収まらなくなるタイミングで「伸びた!」と感じるのだろう。

髪は徐々に伸びるものではなく、どこかしきい値を超えると「まだ平気」が「伸びた」になるデジタルな部位である。

会社に行こうと思ったが髪がどうにも収まらないのでキャップで行く。職場でキャップかぶってるなんてマガジンハウスの編集者みたいじゃん♪(偏見)と思ったが、鏡に写ったのはヘルメットが浮いてるオマリーだった。

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会社に行く前、帰りのバス、帰ってきてからもずっと原稿整理をしていた。15,000文字のインタビュー原稿を思い切って削ったら小見出しと内容の整合性がつかなくなってまた整理する(あるある)。

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渋谷駅西口に短すぎる横断幕があった。ゼッケンみたいだ。

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今日も記事が公開されています。

dailyportalz.jp

これが一昨日の日記で「一発芸みたいな原稿になった。」と書いているもの。

モーターでゆっくり起きあがったり、ジャーンと効果音が鳴ったりさせようかと思ったけど、もうこれでいい。

www.youtube.com

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two per dayというサプリを飲んでいると爪も髪もやたらと伸びる。

 

2023.9.10 ほうれん草

2023.9.10

よく寝る。ツイートの予約設定などをして駅前へ。

自転車のタイヤがぺったんこに抜けているので自転車屋で虫ゴムはあるか聞くと、なんとくれた。バルブにセットになっているものだった。

2023年は自転車のバルブがただでもらえる星だ。機械の体までもう少し。

帰りに古本屋に立ち寄る。カーツ佐藤の本がまさか3800円だった。

店主いわく「いま人気があって、これも10日ぐらい前に入れた」とのこと。

カーツ佐藤再評価が来てるの?そんなバカな。買ったけど。

帰ってきて自転車のバルブを交換。100円ショップの空気入れでは空気が入らず、空気を入れるために再び自転車屋へ。

空気が1000円とかだと頭の良い商売だが、空気も無料だった。

あの自転車屋、NPOだろうか。

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20代のころ、課長に「お前、ホウレンソウって知ってるか?」と聞かれたことがあった。

仕事の報連相は知っていたけど、これはボケろというネタふりかもしれないと思い

「知ってますよ!栄養があっておひたしにしたり…」

と言ったら苦い顔をされた。

若すぎて叱責とネタふりの区別がついていなかった。

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しかし、報連相の「報告」も「連絡」も似たような意味なので、ほうれん草に寄せて作った標語だろう。

だいたいホウレンソウとか言い始めたのは誰なんだ?

調べると1980年代の証券会社の社長説と、1960年の食堂説があるようだ。

証券会社の社長説は嫌な感じだが(偏見)、食堂は良い。(ここ)

知多半島にある大きなエビフライが名物の食堂だそうだ。

全日本海老選手権、最高金賞。

(全日本海老選手権ってなんだろう)

報告・連絡・相談の末においしいエビフライが生まれたのだとしたらホウレンソウも悪くない。でかい海老を仕入れられました!という報告、つけあわせのタルタル終わりそうですという連絡、そして油の温度の相談。

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んだよホウレンソウとか言ってさあ!、とやさぐれた気分だったが、すっかりエビフライに懐柔されて知多半島ちょっと行ってみようかなんて思っている。

2023.9.9 バレンシアが

2023.9.9

2日ほどの熱っぽさも消えた。

疲れだったのだろうか。

テレビを見たり原稿整理したり、自分の原稿を書いたりしておとなしく過ごす。

一発芸みたいな原稿になった。人の原稿にはもっと分かりやすくとか言っておいて、なんだろうなこれは。

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熱が出る前日、高島屋のバレンシアガの横を通ってハンズに行ったら、ハンズも「バレンシアガ」みたいなこと言ってるぞと思って撮った写真。

この頃から熱があったのかもしれない。

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「バレンシアガ」って「名前+助詞」なので、「さいとう・たかを」と同じだ。
「さいとうたかを」も(たかを…どうするの?)と期待をもたせる名前だが、「バレンシアガ」も(バレンシアが……どうなった?)とちょっと思うじゃん。

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先週、熊谷に行ったときに電車の窓から亀専門店が見えた。

地方で展開しているとあるレストランチェーンはとても安いのだが、やっぱりテナントの賃料が安いのが重要らしい。

銀座や渋谷のような土地が高い場所では亀専門店みたいなニッチな店はできないし、500円食べ放題もできない。

どこも高くて似たような店になる。

土地代が安い場所だからこそできる商売があるんだなーと亀専門店を見て思った。

その店をグーグルマップで見たら高評価レビューばかりの評判の良い店だった。

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ネットは土地代がかからないけど、運営会社がでかいと関わる人が多いからきちんとした内容になって亀専門店みたいなことができなくなる。

小さい規模だからこそできることがある。

全部がトヨタイムズになったら困るわけでロケットニュースを読みたい。

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でかいのに勝手な会社ってあるかな……と考えたら、あった。

Xだ(元Twitter)。

でかいとちゃんとしろ、としか思わない。

2023.9.8 下手な人はどこに行った

2023.9.7

のんびり在宅勤務の日だがどうも背中の筋肉が痛い。熱を測ったら37℃ある。

ついにおれもコロナかと思って抗原検査をするが陰性。喉の痛み、せきもなし。

そういうコロナもあるのだろうか。仕事を切り上げて鎮痛剤を飲んで寝る。うつらないように妻には居間の床で寝てもらう。

2023.9.8

まだ身体はすっきりしないが熱は36℃代後半。

ふたたび抗原検査をして陰性。喉の痛み、せきもなし。そういうコロナもあるのかな、と思うのにも無理が出てきた。

夏の疲れが出たのだろうか。たしかに熱中症は癖になっていた。

もろもろの打ち合わせはリモートにさせてもらう。

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ちょっと前にVHSのビデオデッキを買って、1997年の紅白歌合戦のビデオを見ていた。

そこで思ったのは、出てくる人が下手、ということだ。

反町隆史はカラオケスナックのなかから聞こえるような歌声だし、広末涼子は歌いながらダンスというかリズムをとるぐらいで、そのかわり両脇にキビキビ踊るダンサーがついていた。

いま、テレビを見ていてこんな人はいない。

若者のダンスは恐ろしく早く正確だし、歌だってうまい。

ドラマを見ていても二度見するような演技をする人はいない。若くてもちゃんとしている。

ネットを見ても、みんなうまい。

アマチュアなのにまんがも工作も映像もすごく凝っている。とてもおもしろい。

下手な人はどこに行ったのだ。

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音楽でも絵でも専門の大学に行った人が必ず言うのが「上手い人はたくさんいるから…」だ。

そこそこ自分は上手いと思ってた人が美大ですごい上手い人に会うんだろう。

ということはだ、下手な人に希少価値があったりしないだろうか。

………。

しないな。

写真はこの前作った工作(プロトタイプ)。下手。

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アリエク紹介記事を書いた。下手礼賛にやや通じるものがあるかもしれない。

dailyportalz.jp

2023.9.6 ガラスケース

午前、気象予報士・増田さんのインタビューのために赤坂へ。

終わってから会社に行って夕方までずーっと会議。

疲れて頭のなかで脳が折りたたまれているような感覚になる。

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赤坂駅に気になる隙間があり、通るたびに写真を撮ってしまう。

↑2023年9月

↑2023年4月

下の養生テープが貼り直されている。子どもが突っ込んだのだろうか。

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表参道駅に生け花のガラスケースがあった。

住宅街の駅にあるのは見かけるが(最近ないかな)都心の駅では珍しい。

しかし小原流会館がある駅だけあって、小原流のケースだった。

いま生け花ってこんなことになっているのか。

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駅の生け花についてはデイリーで大山さんが書いている。

dailyportalz.jp

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地方都市の駅にある特産品のガラスケースも大好きで、民芸品から工業、しょうゆやまんじゅうまで並んでいるあれだ。

これはマキタとなすと豆乳が並んでいてポイントが高い。

特産品のガラスケースを見る旅がしたい。

 

古い写真を見てたら八雲市のがあった。ひなびていてかなりい。

 

2023.9.5 清掃工場がプリンターに似ている

午前中から会社へ。

会議、ランチパック、会議、撮影。

終わってからネタになりそうなまんじゅうが池袋西武にあると聞いて行ったが、なかった。毎月10日の入荷です、とのこと。月1回か!

屋上でコーヒーを飲もうと思ったら現金しか使えず、断念してさっさと帰宅(財布に11円しかなかった)。

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品川の清掃工場がインクジェットプリンターっぽい。

(前からプリンターに似ていると思っていて、レインボーブリッジを通るときに狙って撮った渾身の1枚)

こういう昔のインクジェットプリンターだ。

André Karwath aka Aka - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 2.5, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=84642による

 

このまえ横を通った相模原の清掃工場もプリンターっぽかった。

「清掃工場はなぜプリンターに似ているのか」という記事を書きたいが、いま見つけられているのが2か所だけである。

 

世田谷の清掃工場は複合機っぽい。

複合機まで入れると大概の工場は似るような気もする。

2023.9.4 恥ずかしい

朝起きていきなりだるい。昨日の疲れが残っている。

午前中は今週のタスクを整理するぐらいで終わった。

午後は撮影へ。新宿で石井さんと安藤さんと。

昔に比べて新宿のハトが痩せている。人にすぐ寄ってくるのも以前と違う。エサがないのだろうか。

夏だから、という単純な理由でもあるかもしれない。

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ネットの仕事をしていると、こういうのがネットで受けるという話をよく聞く。ラーニング系の動画や光る泥だんごづくりとか。

へえ、そうなんだ。やろう! なんてそのときは話すが、いざ具体的に計画を建てようとすると

(なんでおれがそんなことやらなきゃいけないんだ…?)

という気持ちになって、やらない。僕が何を教えるというのだ。

受ける・受けないの手前に恥ずかしいというハードルがある。

なにか教えられることがあれば自然だが、受けるために無理するのが恥ずかしい。

食ってくためにはそれを乗り越えないとだめだという考えもあるが、まあ、恥ずかしいことはしたくない。

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と、かっこいいことを書いてしまったが、いま口の周りにLEDをつけて暗闇でパクパクする動画を撮っていた。

こうすると、ゴースト(カメラで夜に光を撮ると別のところに残像が出てしまうこと。iPhoneはすごく出る)もパクパクするのだ。

「ゴーストを自在に操る男」になるかと思ったのだが、出てほしいときにはきれいにゴーストが出ない。

あとLEDが眩しくて目がおかしくなった。

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何かを教えるほうが、夜の駐車場で顔にLEDを貼り付けて撮影するより恥ずかしくない。

恥ずかしい、の基準がずれている。

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って石井さんに話したらLED仕込んで光る泥だんごは?と言われた。

それは超やりたい。