やぎポエム

ポエムとついてますがブログです。編集・ライターの林雄司のブログです。

2024.5.21 メロンパフェ

ファミレスでメロンのパフェを頼んだ。

同行した人のパフェが先に運ばれてきて、おれのはまだかなと思っていたら厨房から「パリーン」とガラスが割れる音が聞こえた。

厨房とホールをつなぐ通路を見ると、くるくるくる~とスライスしたメロンが回転しながらホールに出てきた。

「あれ、おれのだ」

思いもしないメロンパフェの登場のしかたに笑ってしまった。

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店員は時間がかかることを詫びに来てくれて、サービスでメロンを少しくれた。いい店だった。

くるくるくる~と出てくるメロンパフェ(だったスライス)は今年いちばんの景色だった。

 

2024.5.6 Smooth Move

便秘症だ。

アマゾンで便秘に効くお茶を探すとうんこのシルエットが描いてあって「どっさり」とか「もりもり」という名前で結構きつい。

これまでうんこの話をさんざん書いておいて、「死ぬかと思った」なんて半分うんこの話なのに、こういうのきついなと思うようになってしまった。

ようやくフロイトの言う肛門期が終わったのかもしれないが、若くない人間のうんこの話はただの害悪ではないかという遠慮もある。

iHerbで同じ効能のお茶を探してみると "Smooth Move" "Keep It Movin'"と英語圏の国らしい遠回しな言い方である。イラストもお花模様だ。

以前なら気取りやがってと思っていたところだが、最近はこういうほうがいいと思っている。だけど iHerb のほうが効く。

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知人が英語で間違ったときは ミュージシャンのインタビューみたいにOh shit とか言うんですか?と英会話の先生に聞いたら「絶対に言うな」と即答されていた。

 

2024.4.27 議論

ひと仕事終えて、また仕事が補充される

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数年前ボロ市に行ったら古田新太さんみたいな人が古田新太さんみたいな服装で歩いてた。

あとで考えてみたら、あれは古田新太さんだろう。

 

芸能人になんて声をかけるか、というのは飲み会でのどうでもよい議論のテーマとして最適である。

欧米人がカフェで議論をしている。僕らもなにか議論したいが、東京裁判や室町幕府の東国支配についてだと事前に準備をしたい。「芸能人になんて声をかけるか」ぐらいがちょうどいい。

 

古田新太さんは好きだが、特に本人に言いたいこととなると…「いつも見てます」?

いや、いつもってほど見てない。

「見てるドラマに出てくると見てます!」

そりゃそうだろう。トートロジーだ。

 

ましてやキムタクだと「パイロットのドラマ見てました」…って随分前だ。
「中目黒に住んでる友だちが地震のときに揺れるって言ってるんですけど、あのへんの地盤って揺れません?」だと距離感を間違えている。

 

僕の好きなミュージシャンが病院で順番待ちをしていて、病院の順番待ちというのもなかなか声をかけづらかった。

 

「芸能人になんて声をかけるか」は議題としてちょうどいい。店から出たら忘れる。

2024.4.26 読んでない

昼に髪を切ってました。

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ファミレスでしゃべっているとき、ネコってヘビみたいな形のものを怖がるよね、って話になった。

そういえば最近そういう本を買った

でも、読んでない!

第1章のジャングル大帝のレオはなぜ色が白いのか、というところしか読んでない。サルがヘビを怖がる理由は第2章に書いてある。

 

ちゃんと読まなきゃとなと思ってたら別の飲み会でもその話になった。しかも別のメンツで。なんでみんなネコがヘビを怖がる話をするの?

そしてまだ僕は読んでなかったのだ。

2回目は悔しすぎて本を買ったことも黙っていた。「うん、そうだよね~」と平静を装いながら(おれのバカ!)と自責メーターが振り切っていた。

 

そしてさっき読んだ。

・サルなどの高等哺乳類がヘビを怖がるのは学習、それ以外の生物は遺伝子に書いてある
・ヘビを見たことない動物園生まれのサルはヘビを怖がらない
・でも仲間がちょっとでも怖がってるのを見ると、怖いものだと学習する

ほとんどサルの話だったが、ネコはきっと高等哺乳類ではないので本能らしい。

 

ネコがヘビを怖がるのは本能らしいよ!と時を戻して言いたい。

 

さっきの本によると、サルの学習はビデオでもいいそうだ。ビデオで仲間のサルがヘビを怖がっているところを見ると学習するらしい。さらにそのビデオのヘビを合成でリスに置き換えても、リスを怖がるようにならないので、ヘビは嫌われやすい対象と書いてあった。

 

へー。

 

そういえばゲジゲジって害虫に入ることが多いが、特に害はなく、ただ形が気持ち悪いかららしい。かわいそう、と思って写真を見るとやっぱり気持ちわるい。

2024.4.25 一言コメント

夜になって結膜炎の腫れがひいてきた

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サッカーの選手名鑑を買った。サッカーはほとんど知らないのだが、選手についている一言コメントが読みたくて買った。

「お父さんと驚くほどに顔がそっくり」(ターレス・名古屋グランパス)

「飼い始めた愛犬が子グマのようで『ベア』と命名」(中原輝・サガン鳥栖)

「中華料理店でギックリ腰になるも痛みを堪えて店主に気づかせず(富樫敬真・サガン鳥栖)

「部屋着は短パン」(守田達弥・柏レイソル)

「巣から落ちたツバメを救ったナイスガイ」(スアレス・徳島ヴォルティス)

いずれも「2024J1&J2&J3選手名鑑」より

一言コメントを読むと選手に興味が出てくるのはなぜだろう。こんど気にして見てみようという気になる。部屋着は短パン。

 

サッカーだけではない。タクシーの運転手も顔写真の下に趣味が載ってることがあるし、NHKのサラメシでは登場する人の名前の下に「好きな芸能人」が書いてある。そこに永野芽郁とか書いてあってへーとかふーんと思うのだ。

 

面白くなければいけないってわけでもなくて、タクシーの運転手の趣味が「釣り」でもふーんと少し心が動く。「運転手」という役割から人格になるからだろうか。

 

何の選手でもない、知らない人名鑑があったら読んでみたい。

2024.4.23 こだわってると思われたくない

結膜炎は薬をさしたらやや良くなったがまだまぶたがヒリヒリする

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原稿では一人称が「僕」だが、実際の会話では「おれ」である。

 

インタビューなど自分で話した音声を自分で文字起こしをする場合はひらがなの「おれ」か「僕」にしている。人にお願いしたときに「俺」になっていることがあるが、サラリーマン金太郎みたいなので黙ってひらがなに変えている。

 

言葉についてこだわりはあるが、それを人に言うのが恥ずかしい。

 

漢字が続くときは区切りが分かるように片方開くし(例「今上のフロアを見たら」→「いま上のフロアを見たら」)、ら抜き言葉でもいいじゃないか、言葉は変わるものだからさ!と言ってるけどデイリーの原稿で見つけたら黙って「ら」を入れている。

こだわってると思われたくないからだ。

でも言わなきゃわからないのではっきり伝えていくべきである。

 

って同業の人に話したら「クリエイティブってそういう細かいこだわりしかないじゃないですか。だから人に振らないで自分でやる」と言ってた。

 

「クリエイティブってそういうところしかない」というのが清々しい。我々にはディテールしかない。(この我々をワレワレにすると宇宙人になる)

2024.4.22 怪談師は滑舌がいい

結膜炎になった。

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テレビで怪談番組を見た。そこで思ったのは

怪談師は滑舌がいい

ということだ。誰も

「背後に立っていたのは…しんだはじゅの!」

なんて人はいない。もっとまるっきり言えてなくて

「そこで山小屋の主人が叫んだ! うしろに%S(#!!」

なんてパスワードみたいになってる怪談師もいない。怪談師は怖そうなので聞き返しにくいから助かる。

 

そう言えばお化けも滑舌がいい。「うらめしやー」はさらっと言ってるがなに言ってるのかわかる。

「うぇらぅっすいーやー」

と言われても、もしかしたら「いらっしゃませ」に聞こえてしまうかもしれない。

 

最近、野間口徹が出ている舞台を見たのだが、力を入れてないのに通る声で滑舌が良くて感心した。きっとお化けもあんな感じなんだろう。