料理のことわざに乞食と金持ちが出てくるものがある。
「餅は乞食に焼かせろ、魚は殿様に焼かせろ」 「瓜の皮は金持ちに柿の皮は乞食にむかせろ」
それぞれ、餅を焼くときはこまめに見て、魚はじっくり焼くということ。瓜の皮は厚くむいて柿の皮は薄くむけということを意味している。
乞食と殿様が一緒にいて、料理を指示する状況というのはなかなかない。「じゃあ殿様はこっちで魚お願いします」ってどんな現場だろう。炊き出しだろうか。
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唐突に話は変わるが、バブルことわざというのはどうだろう。
バブルがほぼ伝説みたいになっているのでありな気がする。