やぎポエム

ポエムとついてますがブログです。編集・ライターの林雄司のブログです。

パンまつりヒストリー

ヤマザキ春のパンまつりでこれまで交換されたお皿の枚数が5億5千枚らしい。

日本の世帯数は5340万なので、一家に約11枚あることになる。

皿メーカーにしてもそんなに日本中に皿を配った会社はないんじゃないだろうか。

パンまつりヒストリーのページをじっくり読んでしまった。

www.yamazakipan.co.jp

 

- 最初の数年間は「春のパンまつり」という名称で固定しておらず、「謝恩パンまつり」「食パンまつり」などまさに揺籃期

- 途中で挟まる商品も時代背景を描いていてかっこいい

  •  1984年、男女雇用機会均等法を求める運動が活発になり、簡便食としてランチパック登場
  •  平成とともにダブルソフト登場。このソフト化の流れのなかで1992年にホワイトデニッシュショコラ登場
  •  1994年、ティラミスなどの洋菓子ブーム+バブル崩壊をうけ、おしゃれで安いスイートブール登場
  •  2008年、少子高齢化をうけて食パンハーフサイズ登場

- お皿そのものも健康志向をうけてサラダボウルになったり、Instagram登場後は写真が真上の俯瞰写真になっていたりする

 

読み終わる頃にはすっかりヤマザキ春のパンまつりについて人に語りたくなっている。(商品と社会性を結びつけるのは阿古真理さんという人の本っぽくて良い)

松たか子さんは1998年から登場していて(長い!)、途中で消えたりせずにパンまつりのCMに出続けているのもすごい。

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