湿気のせいか、だるいな
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善玉コレステロール、悪玉コレステロール。血液検査の結果にHDLやLDLと書かれているものだ。
「悪玉」「善玉」の元ネタは江戸時代の作家、山東京伝のまんが(黄表紙)である。
その作品では人に悪玉が入ると悪いことをして、善玉が入ると良いことをする(「心学早染草」1790年)

遊郭で善玉と悪玉に手を引かれる人(天使と悪魔か)
血液検査の結果を見ながら医師に「悪玉コレステロールが~」と言われて真顔で聞いているが200年以上前に描かれたこいつである。

悪玉は全体に愛らしい
私は悪玉コレステロールを下げる薬を飲んでいるが、山東京伝の本にあるこのシーンみたいなことだろうか。

善玉にやっつけられる悪玉
200年以上前に登場した「悪玉」「善玉」という言葉が残っていて、コレステロールにつけてみたら超しっくりきてしまったのだろう。
聞いた人もすぐ分かる、ああ悪玉か!
「悪玉」という言葉が200年以上刺さり続けているのだ。私たちは善玉と悪玉が好きすぎる。
調べていたらこんなツイートがあった。
善玉・悪玉といったら何を思い浮かべますか。コレステロールや乳酸菌などにも使う言葉ですが、もとは江戸時代の絵物語で天使と悪魔のように人の善悪をキャラクター化したことで広まった言葉だそうです。当時大流行したという「悪玉踊り」、ちょっとだけ踊ってみたいと思うのは私だけでしょうか。(笠)
— 日経 校閲 (@nikkei_kotoba) 2018年4月16日
悪玉踊りまであったんだ。(「と思うのは私だけでしょうか」という言い回しに80年代カルチャーを感じるがこれは余談)
いまの黄表紙ぐらいの大衆文化っていったらYouTubeなので22世紀ごろは「迷惑系コレステロール」という名前になっているかもしれない。
それもわりとしっくりくる。
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黄表紙の現代語訳。おもしろかったです。