日常で「もうだめだ」と思うことがある。
・起きたら集合時間の1時間後だった ・飛行機の時間を間違えて空港に行く ・高速バスのサービスエリアで取り残される
そういう瞬間を集めるのはどうかなと思ったのだが、そのあとに来る「もういいや」のほうがカタルシスであることに気づいた。
・遅刻しそうになって走ってたけどあきらめたときの空の広さ ・飛行機に乗り遅れたのでビールを飲んじゃう ・遅れているのに朝風呂に入る
なんだ、おれ自由じゃんと気づく瞬間である。通りすがりに唐突にカラオケ屋に入ってもいいのだ。