やぎポエム

ポエムとついてますがブログです。編集・ライターの林雄司のブログです。

2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

余計なお世話

散歩ルートに手形付きの表札の家がある。子どものものと思われる小さな手形だ。きっとその家の子どもだろう。 しかしこの愛情は重荷ではないだろうか、とか余計なことを考える。小さい頃はいいだろう、これ僕の手形なんだーと学校の作文で書くかもしれない。…

ことし面白かった読みもの

ことし面白かったウェブ記事を選んで欲しいという連絡があった。 自分の仕事に関係があることをだである体で書くと偉そうなので、ここからですます調になります。これです。 北関東3県は「宇都宮県」に 幻の28道府県案 この道府県案だと下関が福岡に入って…

どうでもいい話

わさビーフを週に2袋ぐらい食べる。 最近気になったのは「おなじみのキャラクター 新・名前が決定」である。 たしか彼は「わしゃビーフ」という名前だったはずだ。キャラクターはそのままに名前だけ変わったらしい。 僕もわしゃビーフという名前がすごく好…

恋愛の現場

歌舞伎町に安い居酒屋がある。サラダ200円・冷奴150円ぐらい。 店員は国籍がいろいろで、男のウェイターなどは石膏モデルぐらい彫りが深いんだけど「ハムカツですか?チーズハムカツですか?はい。チーズハムカツいっちょー」などと言ってて味わい深い。 そ…

iPhoneはリカちゃん

ハルチンというまんがで、リカちゃん人形を買ってもらったとき、頭に巻いてあるフィルムを外す瞬間がたまらないと言ってるコマがあった。 その後、デイリーの小道具でリカちゃんを買ったときにああこれかと思った。確かにたまらないものがある。 新しいiPhon…

毛虫と牛カツ

とある有名な牛かつの店、いちど入ったときに入り口にカラフルな毛虫がいた。 それ以来、あの店がうまいと人に言われてもあの毛虫しか思い出さない。ああ、あの毛虫の店ね。そう思ってしまう。 緑や赤などの派手な色で毛足が長かった。あの毛虫はなんだった…

サメを白目をむく

ナショナルジオグラフィックかディスカバリーチャンネルか忘れたけど、サメが狩りをするドキュメンタリーを見ていた。 2週間獲物にありついてないサメがようやくアザラシを見つける。気づかれないようにして真下から襲うのだが、直前に「目が裏返ってしまい…

解禁日・記念日

ボジョレーヌーボーに踊らされるタイプである。 もともとワインの味がよくわかってないのでなんだか薄いなぐらいの感想しかない。酒を飲む理由が欲しいだけだ。ハロウイーンも定着したし、他にもなにかの解禁日や日本に持ってこられるイベントはないだろうか…

乖離

乖離という語は難しいがわかりやすい。「乖」の文字の左右の離れっぷりが、乖離の意味にぴったりなのだ。 そういう漢字はないだろうかと一昨日ぐらいから考えているが、轢死の轢の字がひかれた感あるなというグロテスクなことしか思いつかない上にこれは10年…

フォント差別

早い時間の相撲を見ていると力士のフォントが違う。幕下力士はふつうの明朝体だ。 十両以上だと番付文字というか筆文字になる。でも、どっちもフォントである。番付文字も別に手で描いているわけではないだろう。フォトショップみたいなソフトでチャカチャカ…

なにそれおもしろそう

知らないものに触れたとき、「なにそれおもしろそう」と言うようにしている。 例えば食事、よその国の料理を見たときに「へんなのー」とネガティブから入る人がいる。あの態度は未知のうまいものを味わうチャンスを逃している。食事以外でもそうだ。否定から…

心配性

東京三菱UFJ銀行のCMで看板の阿部寛がサラリーマンに話しかけている。話かけられた男はいちど驚くが、その後は阿部寛に返事をしたりしている。 東京スター銀行のCMでもパンフレットから女性が飛び出す。パンフレットを見ていた夫婦は驚いたあとにすぐ老後の…

ピッツァ

家のポストに入っていた宅配ピザのチラシに「ナポリピッツァをユネスコ世界遺産に!」と書いてあった。 ………。知らんがな以外の感想がない。 いや、ピザはうまいと思うのだが、ナポリとか言われてもよくわからないし(ナポリ以外のピザってどんなのだろう?)…

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群って漢字9文字の長い言葉なのにするっと言える「すいみんじむこきゅうしょうこうぐん」。形状記憶合金も同じだ。 長いのに苦もなく覚えられる言葉というものがあるらしい。駒大苫小牧や六波羅探題もそうかもしれない。 なのに王様のブラン…

ホカホカ宇宙人

電子レンジは宇宙人の発明だという説を読んだことがある。もちろんオカルトの類だ。 他の発明、例えば電卓など最初は巨大で、徐々に技術革新で小さくなっていくのが普通である。なのに電子レンジは登場してからほとんど形が変わってない。完成された技術が突…

ティッシュ傘

風邪を治して連日飲んでる 知人の結婚パーティーに行った。 会場は人がいっぱいで、入り口の傘立てにビニール傘を立てたが間違えて持って行かれそうな気しかしない。 目印になるシールなどもないので、鼻をかんだティッシュを傘に詰めておいた。 それが功を…

出たがり

テレ東の番組は面白い。ちゃんとロケをしているからだという記事を見た。たしかに空港や深夜の街で面白そうな人に話しかけていている。 一ヶ月ぐらい前に池袋で飲んで終電を逃したとき、家ついていっていいですかのスタッフらしき人がいたのだ。テレ東のステ…

年内入金

11月5日、タクシーの運転手がゴトー日だから道が混んでると言っていた。5か0がつく日である。 「11月5日は集金じゃなくて納品。5日に納品すれば10日締めの翌月末払いで年内に入金されるじゃん。」 というプロファイリングだった。なるほどーと思ったが一般的…

特殊部隊

新宿南口にはもうイルミネーションが点灯していた。 女の子4人がきれーなどと言いながらスマホで写真を撮っている。 偶然なんだけど、そのポーズが特殊部隊みたいになっていた。 つまり、一列になって4方向に向かってカメラを構えている。 特殊部隊が突入す…

医者にいちいち質問する

葛根湯を飲んだが全く変わらない。それで思い出した。 夏に風邪で医者に行ったとき、なにか薬は飲んだかと聞かれて、葛根湯とこたえたら「ああ、あれね(効かないでしょ)」という感じだった。そうなのか。 抗生物質を出すか聞かれたときに「風邪で抗生物質…

松屋・ザビエル・半跏思惟像

一瞬風邪治ったかと思ったけどすっくり良くならないのはさすがに歳を感じる。 最近とった写真を並べてすまそう(できあいのおかず並べて晩ごはんにする感じで)。 不思議なカップうどん。でも食べたら確かに松屋っぽい味だった。でもおかしい。松屋にあるの…

サメ男

風邪ひきました むかし読んだ永井豪のまんがにサメ男というのが出てきた。悪の組織が作った怪人で、悪の組織のリーダーがこう言うのだ。 リーダー「こいつはサメ男だ、サメ並みの力を持っている。だが、脳もサメ並だ!」 サメ男「ウシャシャシャシャー」 な…

それだけやってみたい

サーフィンをやってみたい。具体的には使い終わったサーフボードにホースで水をジャバジャバかけるところをやってみたい。 あのいい男っぽさあふれる動きをしてみたい。 似たような願望としては、棒高跳びでバーをクリアしたあとにガッツポーズしながら落ち…

らん らんらら らんらんらん…

テレビのバラエティ番組とかで、タレントが横になったシーンで「らん らんらら らんらんらん…」という子どもの歌声が流れる。 あのよく聞くけど知らない曲はなんだろうと思って調べたらナウシカの曲だった。どうやら有名な曲らしい。映画の中のあのシーンを…

裏打ちカメラマン

プロのモデル撮影を見たことがある。 モデルがポーズを決めるとカシャ!また違うポーズをとってカシャ!目線を動かしてカシャ!とリズミカルに撮っていた。モデルとカメラマンの呼吸があっててプロっぽい。 打ちみたいなカメラマンはいないのだろうか。モデ…

海外旅行気分

いま渋谷は日本に旅行に来ている外国人でいっぱいである。 この前もでっかいリュックを背負った白人女性が薬局の前で写真を撮っていた。佐々木希のパネルの横に立ってイエー!みたいなポーズでだ。ナイス浮かれっぷり。海外旅行中の僕のようだ。 そうか僕は…

100って言っとけ

百はなにも考えてないときの数字である。 百日咳も百貨店も勢いで言っている。すっごく多いんだから!もう100ぐらい!という感じだろう。 お百度参りや百物語もとにかくたくさんだから100である。 100は言いすぎかなと思ったのか九十九里というパターンもあ…

◯◯で賞

「トクだ値」「とってもいい値」「湯ったり」などのだじゃれ表現は驚くほど一般的である。 誰かがうまいこと言ったのがすっかり広がって、もはやそれがだじゃれであることも気づかない。 「◯◯で賞」という賞も同様である。 僕は以前ウェブ関連のイベントでそ…

減ってゆくCD

音楽データってデジタルになっても徐々に減っていかないですか。 つまりこうだ。CDをハードディスクに取り込む、もしくは曲をダウンロードする。数年経って新しいハードディスクを買う。データをコピーするときにメインの音楽フォルダじゃないところ、変なと…

下の下

僕が子どものころ、日本人の中流意識というものがあった。自分は世の中のどの位置にいるかという質問に対して「中の上」と答える人が多かったのだ。 それを伝えるニュースを見た父親は怒り、僕らに向かって「うちは下の下だ!」と言った。 そのたぐいのニュ…