やぎポエム

ポエムとついてますがブログです。会社員、編集者、ライターの林雄司のブログです。

2023.5.28 写真・新宿

昨日の晩に原稿を書いていたら写真が足りなかったので、昼に近所で写真を撮る。

妻が記事の素材写真を撮りに新宿に行くのでついて行って自分用の記事の写真を撮った。

なんだかんだ新宿を3時間ぐらい歩きまわる。

新宿東口にでかい休憩コーナーができていた。新宿は昔から新宿通りと靖国通りをつなぐ道(椿屋珈琲があるところ)にベンチとテーブルがあるし、海外のように雑に休憩できる場所がある。

そこでコンビニで買ったチューハイ飲んで追い出されている人がいることも含めて、勝手に行動できる雰囲気があるのは文化的な気がする。

新宿名物、背が高い自動販売機

これの一番上のコーラとか売れないだろう。

「なんで売れないんだろうな~」

とか会議で話してたらおもしろい。

誰も買わないということはキンキンに冷えているかもしれない。今度買ってみよう。

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新宿三丁目を歩いていて、酒を飲まなくなったのでこれからどうやって夜、人と会えばいいんだろうかと考える。池林房にもばるぼら亭にも上海シャオツにも行けないのか…と思ったが別にお茶飲んでごはん食べればいいのか。

パフェ食べてUFOキャッチャーかなと思ったが、別にそういうことではないのか。3時間UFOキャッチャーやるのも楽しそうだけど。

こんどそういう記事を書こう。ゴールデン街にも行こう。

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土日のあいだに頼まれてる仕事ひとつとデイリーの記事2本ぐらい書いちゃおうかな~と思ったが1本もできていない。

 

詐欺のめんどくささ

詐欺師ってすごいと思う。

不動産投資をする人をだますため、投資物件のアパートに人を集めて住まわせるというニュースを見た。そのニュースでは公園にいる人に声をかけて住まわせていると書いてあった。

大変そう~。

公園で知らない人に声をかけて引っ越しさせるってものすごいことではないか。そんな難易度の高いことができるならどんなプロジェクトでもできそうだ。

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不動産マンガで登場したのは(本当かどうか知らんけど)、買わせたい客が内覧しているときに「ここ買おうとしたのに~」と言ってくるサクラを登場させるというものだった。

そんな演技をするサクラを雇う、しかもタイミングよく登場させるなんてちょっとした演出家だ。

雇ったサクラが棒読みだったらどうするんだろう。

「ワー、借り、ようと、したのに、ナー」

そんな野球選手のCMみたいに言われて頭を抱えている詐欺師を見たい。

逆に演技経験がある人を雇ってやたら派手な演技をされても困る。

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一昨日かかってきた勧誘電話は

「ご主人は太陽光パネルは設置済みですか。ご主人は…」

と名前のない電話リストでかけているらしく、僕のことをずっと「ご主人」と言っていた。そんな手探りで営業していることがすごい。

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サクラで思い出した。

SMクラブに行った知人が裸で廊下に放り出されたそうだ(そういうプレイ)。するとそのタイミングで隣の部屋から別の女性が出てきて「なんだこの汚い男は!」と言ったとのこと。

そのすべてが計算されたタイミングだそうで、どんな仕事も気づかいとクリエイティブである。

イメージカット

2023.5.27 月桂冠・取材記事

朝、マンションの排水管の掃除が来て起きる。

デイリーの日曜日の記事を整理してから昼寝、起きて塩ビ板を月桂冠の形に切ってみる。

映画のチラシや予告編の受賞歴には必ず月桂冠の飾り枠がついている。逆にあれさえあればなんでも受賞歴に見えるんじゃないか。と思ったのだ。

↑こういうのよく見ますよね

これでなんでも受賞歴

取り回しが面倒なのでアクリル板などに固定したほうがよさそう。明日やろう。

こちらは塩ビ板を切っているようす。

細かい作業は裸眼のほうがやりやすいので眼鏡を外すのだが、はたから見ると棟方志功である。

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きょう公開のプチプチの記事が評判良い。

dailyportalz.jp

取材のときにつぶす専用のプチプチを少しもらったので会社で自慢したらすぐになくなってしまい、後で通販で買った。ゴールデンウイークに母と義姉にあげたら黙ってつぶしていた。

取材中も誰にも言われなかったけど、シャツはプチプチを意識していた。

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デイリーポータルZはひとりで変なことをしている記事のイメージがあるけど、プチプチのような取材記事も意外に多い。

取材記事は確実にPVがいいし、身近なものを当事者に聞くとたいてい面白い話が出てくるので。あと、取材に同行するのが楽しい(それでいて記事書かないなんて最高)。

編集部橋田さんと取材したい会社をリストアップして上から順に依頼していくという営業アタックみたいなことをしている。

平日の昼に稼働できてインタビューできるライターさんは本当に貴重。井上さんは各メディアで奪い合いである。

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地図をプリントするショップから東武練馬Tシャツが届いた。

練馬の自衛隊も実家も入ってる

このショップ、横浜やシカゴみたいな有名な場所だけじゃなくて下赤塚とか六郷土手など意外な場所がある。オンデマンドのインクジェットプリントかと思ったら、ラバープリントっぽい。謎。

shop.crossfield-design.jp

2023.5.25-26 西村・採血

2023.5.25

水島ひねさんが来日しているので数人で渋谷の西村(フルーツパーラー)で会う。何度も前を通っていたが店内に入ったのは初めて。すいていて穴場。
(水島ひねさんはデイリーポータルZのヘッダの画像を作ってくれた手芸作家さん。僕も大好きなゼイマイトビージャイアンツのビデオなども作っている)

食べかけ

西村、高野、林フルーツなど、フルーツパーラーはヤクルトの投手の名前が多い。

帰宅してAmazonから届いたサングラスを試してみたら驚くほど似合わなかった。1週間着用して気に入らなかったら返品可、というのにしておいてよかった。即返品の手続きをする。

翌日掲載の記事のタイマーをセットしたり、超短い記事をCMSに登録する。大したことしてないのに明け方までかかる。

 

2023.5.26

15時から健康診断の予約をしてあるので14時ごろに家を出る。東急病院がある大岡山まで電車だと遠回りなのでLUUP(レンタサイクル)を使ってみる。

だが、タイヤもペダルを回す直径も小さいので全然進まない。間に合わないので途中でタクシーに乗り換える。

環七って駒沢あたりだけ街路樹が濃い

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健康診断では採血で看護師が苦労していた。

僕の腕は看護師が見た瞬間に奥からベテランが呼ばれるほど血管が出ないのだが、今日は特に絶好調だった。まったく血管が見えない。看護師が針を刺したままぐりぐりと血管を探すが結局血管に刺さらずに断念。別室で寝て採血することに。

驚くのは針を刺してぐりぐりされているときに血がほとんど出ないこと。腕にゼラチンでも詰まっているのだろうか。

看護師に聞いた話では、水分を取ってない・運動をして汗をかいていると血管が出ないらしい。確かに今日は朝からお茶一杯しか飲んでなかったし、LUUPの小径車でいい運動をしていた。

自分への申し送り事項として書いておく。

次回の採血の前には水分を取っておくこと。

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会社に行って打ち合わせなどして帰宅。

アリエクスプレスから届いたマッサージ器具を試す。

おでこを圧迫してほしかったのだが、目も圧迫されてまぶたの裏の模様が見えそう。

2023.5.24 東京観光・腹話術・東京観光

宮崎在住のライター窪田くんが東京に来ているので(酔って航空券を取ったらしい)朝から東京観光のバスに乗る。2階建てで屋根がない浮かれたバスだ。

もちろん日本人は僕らだけであとは外国人観光客。スペイン語やフランス語が飛び交っていた。英語はあまり聞こえない。

スクランブル交差点に入る前にアナウンスで「いよいよ交差点です」「カメラの準備はいいですか」「この交差点を渡るコツは一定のスピードで歩くことです」などと言っていた。僕らがベトナムの道路を渡る地元の人を見るような驚きをもって見ているのかもしれない。

www.youtube.com

日本語が聞こえないバスから眺める東京は華やかで、「わー働いている人がいる~」なんて思って見てた。普段は自分があっち側なのだが。

バスは東京駅について皇居など見てから会社へ。あっち側へ。

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会社にはトルーが来て記事の撮影。ものすごくうまくいかなかった。こういうのこそ書き甲斐があるよね!とフォローする。

この表情

僕も腹話術人形を持ってきた。僕の記事について編集部の安藤さんが自分もやりたいとツイッターに書いていたので、何人かでやったら軽く記事1本ぐらいにはなると思ったが、皆やりたがらなかった。

dailyportalz.jp

窪田くんにもやりなよと言ったが「いいです」とのこと。

「おれの腹話術ができないというのか」

そんなハラスメントをする。

「社交辞令カヨ!買ッチャッタジャナイカ!」

キャプションだけで腹話術に聞こえる。

撮影は全然無事ではなく終わり、みな帰っていった。

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デスクワークに戻らずにまた観光バスに乗りに行く。

1日券を買ったので夜まで乗り放題なのだ(3800円だし)。ひとりでも乗る。ふたたびあっち側へ。

知ってる場所も珍しく見える。

外国気分でレインボーブリッジを眺めていてもむかし働いていたオフィスビルを見ると現実に戻される。1998年ごろ、あそこで徹夜してたっけな。

お前は25年後、腹話術人形を持って向こう側の観光バスに乗る。

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帰ってから午後に催促されていた仕事をする。

観光バスに乗ったことを記事にしようと思ってるけど、記事にしないでただのレジャーで終わらせるのも風流だな、と思う。

2023.5.23 カッターマット

昼から会社へ。

いわゆる上司みたいなことを言わなければならない打ち合わせがある。やだなー腹話術の人形に言わせようかな。

そんなのを入れて打ち合わせ3件。

ライター窪田くんがなぜか東京にいるというので翌日会うことにする。同じ日にトルーの撮影などもあったのでぐぐぐっと調整してうまいことまとめる。

帰ってから原稿整理や記事のCMS登録など。

この前買ったカッターマットが机にぴったり。

A3ハーフというサイズ。A3ハーフといったらA4だが、そうじゃない方向に半分なのだ。

キーボードの手前の僅かなスペースで物を切るのに便利。いや、まだ切ってないけどスペースにぴったりであることに満足して置きっぱなしにしている。

Amazonが送料が高い店しかないのでヨドバシにリンクしときます。

https://www.yodobashi.com/product/100000001001787344/

 

2023年5月22日・砂糖水・腹話術

昼からデイリーポータルZの撮影。いろんな砂糖で砂糖水を作って飲み比べた。

このところずっと言ってる砂糖水スタンドへの第一歩の企画である。

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流行の食パンのなかには砂糖が入っているものがあるという。甘くて美味しいと思ったら砂糖が入っていたのだ。

「砂糖が入っているから美味しい」

そんな単純な図式がこの2023年に有効だとは思わなかった。

「小麦粉+砂糖」が流行るなら「水+砂糖」だっていけるのではないか。そもそも砂糖は常習性があるのに規制されていない珍しい物質である。

それに砂糖水は市販のジュースに比べて糖分が少なくてヘルシーといえる。手作りなのでクラフト砂糖水と名乗ってもいいだろう。

クラフト砂糖水、シュッとした右肩上がりのロゴにしよう。

 

フレーバーを用意したり、ソーダにするのもいい(+100円)

まずは店で売り、ネット通販、ポップアップショップ、最終的には「砂糖水の素」という粉を売る。つまり、砂糖だ。

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という夢を叶えるためにまずはベストの砂糖水のレシピづくりが必要だ。その様子を記事にしてバズって、いよいよリアルで売ります~というコンテンツマーケティングのお手本展開である。

 

だから会社の会議室ではなくキッチンスタジオを借りたし、サングラスを掛けた。これで単価があがる。

砂糖を舐めるときは手の甲にのせる

「砂糖の声を聞くことが大事」

 

2時間ちかく砂糖水を飲んで、正解の配合を見つけることができた。

スタジオを出て行列ができている油そばの店の前を通った。「油そば」と「砂糖水」は言葉の構成が同じである。砂糖水も流行る。

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昼にさんざん砂糖水を飲んだせいか、塩辛いものが食べたくなってビーノをむさぼるように食べる。

砂糖水スタンドでは砂糖水に合う塩も置こう。

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ヤフオクで落札した腹話術人形が届いた。

マスクをして腹話術をすると簡単、という自分で書いた記事が気に入ったので買ってしまった(あの記事のはレンタル)。
これでいつでも腹話術ができる。

この腹話術人形、20年ぐらい前に市販されていたものらしいが、毎週のようにヤフオクとメルカリに出品されている。そして売れている。

毎週ひとり日本のどこかで腹話術人形を手放したくなる人がいて、毎週ひとり、腹話術人形が必要になる人がいる。

そんな循環があるなんて思わなかった。