やぎポエム

ポエムとついてますがブログです。編集・ライターの林雄司のブログです。

2024.6.7 田端岬

山手線で駒込から田端に向かう途中、高台の上に住宅地が見える。

山手線でここを通るときにいつも気になっていたが、地図で見てみるとまさに岬だった。

(↑グーグルアースの画像)

もともとここが武蔵野台地のはじっこの崖なのだが(右側)、もう片方を山手線の線路で削られて岬になっている。田端岬と名付けた。

ここ数ヶ月、Googleマップで眺めていたが、我慢しきれずにゴールデンウイークに行ってみた。

田端駅は出るといきなり崖だった。そのあいだにはガストがある。崖線には湧き水が出るのでガストがあるのも納得である。もちろん適当だ。(湧き水が出るのは本当だけど、ガストは水道を使っているだろう)

陸橋で山手線を超えると電車から見えた田端岬だ。

岬から線路を覗いてみる。これがあっちがわの景色だ。

うわー、ここかーと思うが、……特に感慨がない。

思ったほど岬って感じでもないし、グーグルアースほどのダイナミックな景色でもない。

グーグルマップや立体地図が過剰に地形を描いてくれるので興奮するが、行ってみるとそうでもないという地形あるあるだ。

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田端駅近くに田端文士村という案内があった。

大森駅の近くも馬込文士村と呼ばれているが、室生犀星がどっちの文士村にも名前がある。文士村に室生さんあり。

文士村が気になって調べたら下北沢周辺も文士町を名乗っていた。

https://www.city.setagaya.lg.jp/kitazawa/001/001/005/d00037757_d/fil/shimokitazawabunkachizu-9.pdf

小島功の家がある。黄桜のかっぱの人だ。これはいい。

2024.6.3 眠眠打破

植物は冬のキリッとした寒さを経験しないと春に向けて活動を始めない。その寒さを経験することを「休眠打破」と呼ぶ。

あの眠気覚ましドリンクの「眠眠打破」はそんな専門用語から取ったのだろうか。元ネタが狭すぎないだろうか。

「ヨーシ!おれも冬の植物みたいに目を覚ますか!」ってなかなか思わない。

 

バニーガールがウサギの耳なのは、ウサギは年中発情期だからだと聞いたことがある。それもまたウサギの生態に詳しくないとわからない話である。欧米では有名な話なのだろうか。ネコババとかトドのハーレムのような。

トド

実は気づかないけどそういうハイコンテクストなだじゃれがあるのかもしれない。「超ひもQ」ってグミがあったけど、あれは超ひも理論からとったのだろうか。

2024.5.24 青汁

青汁を飲むのが面倒なので、青汁カプセルを買った。

これなら溶かしてシェイクしてという手間が省ける。

しかし、全く面白くないのだ。

飲んだ!という感覚がない。

ドロドロしたのを飲んで、クワーと言ったり、そのくせ「でもおれ割と好きな味かも」とか言ったりする時間がない。だから顔に光沢が出たような気もしないし、自然と飲まなくなった。

飲みやすいのに。

やっぱりユーザ体験は大事なのだろう。

まずいからきっと体に良いはず、という納得感だ。

ってことはバファリンも臼で挽いて粉にして飲んだら相当効く気がするだろう。

という記事はどうかと思ったが、市販薬を砕いて飲むというところでなにかにひっかかっている気もする。

……じゃあヨーグレットならいいかもしれない。

だが、ぜんぜんヨーグレットを粉にして飲みたいと思わない。

企画を考えて怒られないストライクゾーンを狙っていくと予想もしないところに出ることがある。

 

青汁カプセル

https://jp.iherb.com/pr/paradise-herbs-orac-energy-greens-120-vegetarian-capsules/23550

2024.5.24 風邪

風邪をひいている。

水曜日の夕方ぐらいから喉が腫れて、木曜からしっかり熱が出た。

すぐ病院に行って薬をもらってきたが、「喉がけっこう腫れてるんで、薬出すけどそんなに効かないと思う。でもすごく効くのを3錠出しておくよ」と医者の説明が薬の売人のようだった。

出された薬が5日分もあるんで、こりゃ2日ぐらいで治ってそのあと飲んでいいのか迷うやつだと思って、症状が収まったあとも飲むべきかを聞いた。鎮痛剤は飲まなくていいと思うとのこと。

そんな舐めたことを思ってたら昨日の夜に急に熱があがった。悪寒に慄えながらコロナの抗原検査キットを使った。陰性。

いまコロナになったらどうしたらいいのかさっぱりわからない。

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水曜日の夕方、下北沢の古本屋でどこからともなく「ハッピーバースデートゥーユー」が聞こえた。たぶんとなりの飲食店の音が漏れていたのだと思うが、カビ臭い古本屋でしゃがんで床に積んである本をあさりながら聞く知らない人のハッピーバースデーはハッピーさがひとつもなく、味わい深かった。

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そういえばあの直後から具合が悪くなったのだった。

2024.5.23 舌打ち・舌鼓

舌打ちと舌鼓をいまだに間違える。

美味しいものを食べたときが、舌鼓。嫌なものを見たときが、舌打ち。

 

いま恐る恐る書いた。

いつか「とろけるような牛肉に思わず舌打ち」って書いてしまいそうだ。

「鼓」と「打ち」のイメージが似ているのも混乱させる。「舌走り」ぐらい変えておいてほしい。

 

「舌打ち or 舌鼓ゲーム」があるといいかもしれない。

美味しそうな料理が出てきたら左にスワイプ(舌鼓)、犬のうんこを放置する飼い主とか出てきたら右にスワイプ(舌打ち)。

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「思わず膝を打つ」も書くときに不安になって毎回検索している。「思わず肘を打つ」だとダンスみたいだし電気が走るやつだ。

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肘を打ったときにビリビリするのを「電気」と表現して、電気なんて走ってないのに誰もが分かるのがすごい。電気がない17世紀の人はなんて表現していたんだろう。

 

神経の伝達は電気らしいので、電気ってことでいいのだろうか。

 

2024.5.23 元気

元気とは腕を伸ばすことである。

健康食品やふとんの広告で元気になった人は腕を腕に伸ばしている。

「元気  写真」で画像検索するとみな腕をピンと伸ばしている。

トクホの人も腕が伸びている。

逆に言えば、どんなに元気がなくても腕が伸びていれば元気に見えるだろう。

そういえば四谷怪談のお岩さんをはじめお化けはたいてい腕が伸びてない。死んでるから。

腕が伸びる=生、なのかもしれない。

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ぜんぜんやる気ねー!と腕を伸ばして混乱させていきたい。

2024.5.21 メロンパフェ

ファミレスでメロンのパフェを頼んだ。

同行した人のパフェが先に運ばれてきて、おれのはまだかなと思っていたら厨房から「パリーン」とガラスが割れる音が聞こえた。

厨房とホールをつなぐ通路を見ると、くるくるくる~とスライスしたメロンが回転しながらホールに出てきた。

「あれ、おれのだ」

思いもしないメロンパフェの登場のしかたに笑ってしまった。

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店員は時間がかかることを詫びに来てくれて、サービスでメロンを少しくれた。いい店だった。

くるくるくる~と出てくるメロンパフェ(だったスライス)は今年いちばんの景色だった。