プラセボについての本がとてもおもしろい。
プラセボは「治った気になる」というレベルではなくて、通常の薬と同じ物質が脳内で出るそうだ。プラセボ専門の調剤薬局をはじめたい。
この本の中で気になったのがここ。プラセボは見た目が大事らしい。
サイズが大きければ、小さなものより効果が高くなる。一回分が二錠なら、一錠の場合よりよく効く。見覚えのある商標名の錠剤は、そうでないものより効果が高い。色つきの錠剤は白い錠剤よりよく効く傾向があるが、どの色が一番よいかは、高めたい効果による。青は睡眠を促し、赤は痛みの緩和に向いている
雰囲気が大事なのだ。しかし色は文化によって意味が違う。それについての説明、
たとえば、青い錠剤は概して優れたプラセボ睡眠薬となるが、イタリア男性にとっては逆の効果をもたらす傾向がある──おそらく、青はイタリア代表サッカーチームの色であるため、リラックスするより、むしろ興奮してしまうのだろう。
「どれどれ睡眠薬飲んで寝るか……ん?青? イタリア代表!うおー!」
となるのだろうか。イタリア人はどれだけサッカーが好きなんだ。
プラセボだと知っていても効果があるらしいので、とりあえずプラセボ買って飲んでいる。たんが出なくなった。
信じやすい性格が吉と出ている。