広瀬香美の「ロマンスの神様」(1993)という曲にこんな歌詞がある。
> 週休2日しかもフレックス~
すごくいい会社で働いているということを歌っているのだろう。当時は週休二日制じゃない会社もあって、土曜日に半日だけ働いていたのだ。
ドリカムの「あなたにサラダ」(1991) ではこんな歌詞
> 夕方もう6時をまわり、閉店まであと30分足らず デパートは夕飯の買い物のおばさまでごったがえす
デパートの閉店が早すぎないかと思うが、当時の閉店時間は19時だったのだ。週に1回の定休日もあった。
広末涼子の「大スキ!」(1997)にも
> スピード写真に寄り道、1時間後です。
とあってフィルムを現像している。フィルムカメラなんて今となってはとんだマニアである。
20年ぐらい前の歌でもうっかり今ないものが歌われている。いまスマホが登場する歌も20年後に見て懐かしさに震えるのだろう。