酔ったときにしか見つからない店と出た記憶がない店がある。
銀座に酔ったときにしか見つからない焼鳥屋があった。なんどか行ってフォアグラ串を食べた気がするが、ネットで見ても情報が見つからない。あのフォアグラは馬糞だったのかもしれない。
歌舞伎町の10円寿司も酔ったときにしか出会わないのだが、最近はようやく場所を把握できてきた。
そして五反田のシェリー酒のバーはなんどか行ったのだが、店を出た記憶がない。あの店に僕がどんどん溜まっていっているのではないか心配だ。次に行ったときにロッカーに僕が3人ぐらい詰まっていたらショックである。
最近、遠野物語を読んだらそんな話がたくさん載っていた。
迷っていると見つかる屋敷、山に棲む女
あるな~こういうこと、とうっかり共感してしまった。