一昨年に世田谷に引っ越してきてから家の近所の「ご自由にお持ち帰りください」が気になる。多いのだ。
しかも家財道具というよりも建材である。建築関係の仕事をしている家があまったものを玄関前に置いたという感じだ。それが世田谷スタイル。
タイル、1枚1枚が結構重いし、ジャリッとした(持って帰ろうかと思って持ち上げた)
ここも同じ家。今度は細かいタイルが大放出であった。
別の家はストレートに木材。これを見た瞬間、ご自由にお持ち帰りくださいだけで家が建てられるんじゃないかと思った。ご自由にお持ち帰りくださいハウスだ。
こちらは渋谷か目黒の住宅街で見かけたご自由にお持ちください。世田谷じゃないので皿やコップなどの家財道具である。
コップが入ったダンボール、左にある花瓶もタダであった。
ご自由に持って帰っていいマグカップには Public dinnerと書いてあった。日本語にすると炊き出しですかね。
スクーターのうえに積み重なった靴箱。さしあげますと言われても。
持って帰っていいものをちょっとずつ集めていって家ができたらおもしろい。家は無理だとしても犬小屋ぐらい作れるかもしれない。そこらにあるものを集めて家を作っている鳥はこんな気分だろうか。