デイリーのメルマガに書いた『無意味だけど便利グッズ』が気に入っている。
便利グッズで画像検索すると、「便利グッズ」としかいいようがないものがずらずらと出てきます。これは、便利かどうかじゃなくて「便利グッズ」というものです。もはや便利とは無関係。
スマホやテスラも便利なグッズですが、便利グッズとは言われません。
便利グッズに共通しているのは、収納、多機能、手が汚れない、ではないでしょうか。
主な目的が無意味だったらどうでしょう。拾った石を手を汚さずに収納できる懐中電灯付きのケース……。あ、これは便利グッズですね。無意味だけど便利だ。
これが「便利グッズ」の画像検索結果。
なにかになにかがくっついてたり、パステルカラーだったり、便利そうというよりも「便利グッズ」っぽさがあふれている。
スマホアプリの仕事効率化が全然効率化しなかったり、サプリもビジネス書も進歩への焦燥感の権化である。
・重いタンバリン。それでフラメンコをすると腕が鍛えられて充電もできて、表にエジプトの歴代王の名前が書いてあるからリズムに合わせて暗記できる
・街を歩く犬に勝手に名前をつけて覚えられる専用のノート。表面はさらさらで夏も心地よくて電波時計付き。
・6色ボールペン。表面からするすると紙が出てきてメモすることもできる(そのときは別のペンが必要)。
そんな便利だけグッズを作りたい。