去年から社会人野球の都市対抗をテレビで見ている。
去年は盛り上がって決勝戦を東京ドームまで見に行ってしまった。
野球も応援も面白かったのだが、なんとなく球場に会社っぽさがあるのが発見だった。
・見に来ている人が明らかに社員。プロ野球ではあまり見ない2~3年目の若手社員のグループやOLのグループがいる
・年配の人はOBだろうか
・通路で名刺交換をしていた(前は同じ職場だったが今は違う事業所にいる人とたまたま会って、これはこれは、ごぶさたしております笑という雰囲気)。
・ベンチにスーツの人(たいてい野球部を管轄している管理部門の長)がいる
・応援団にガスパッチョとか会社のキャラがうろうろしている
・勝利インタビューでも相手(御社)を称える
でもこの会社っぽさが嫌いじゃない。ホームラン打った選手に遠慮がちに声をかける総務部長を見ていると嬉しくなる。(オペラグラスでベンチを見ていた)。
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同じ宗教をベースにする社会(同じ文明)では基本的なルールが共有されているので貿易ができるという話を聞いたことがある。
都市対抗で感じたのが会社という文明だ。続いて欲しい。
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そしてホンダとか東京ガスとか、社員がごっそり応援に来てても会社は回って利益を出し続けているのがすごい。才能に依存せずに利益を出す仕組みができている。
野球を見ながら会社ってすげえなあと思った。(でかい会社ほど強いのがえげつないけど)。