やぎポエム

ポエムとついてますがブログです。編集・ライターの林雄司のブログです。

また、ゴリラドラマのことを考えていた

映画のジャンルにヒューマンドラマと書いてあることがある。

たいていの映画は人間が主役なのでほとんどがヒューマンドラマである。

このジャンルを見るたびに、ヒューマンじゃないドラマについて考える。

 

……ゴリラドラマ?

ゴリラが出世するゴリラ島耕作、ゴリラと雪の女王、バック・トゥ・ザ・ゴリラ。

見てみたい。でも5分で飽きるかな…。

 

この、「……ゴリラドラマ?~ でも5分で飽きるかな…。」をヒューマンドラマの語を見るたびに繰り返している。月1回ぐらい。

あ、またゴリラドラマのことを考えていた、と気づくのだ。

軽いタイムリープ気分である。

祭壇は…あっちか

浜松町に行く用事があったので芝公園の古墳に登ってみた。

東京の古墳はどこも草が生い茂っていて人があまりいない。そういうところでカップルによく会う。

あのカップルは古墳が好きなんじゃなくて、人が少ないところを探しているのかもしれない。

そのうしろをひとりで歩いている僕。

……覗きだと思われてないだろうか。

違う、本当に古墳が好きなんだ。アピールするために地図を見て「祭壇は…あっちかな」と独り言を言ったところでもっと怪しい。

いや、本当に古墳好きのカップルかもしれない。かと言って「こ、この古墳のくびれいいよね」と言ったら声掛け事案だろう。

芝公園のプリンスの横の小山は前方後円墳

棒を持って「あたま」と叫ぶ

タクシーでイベント会場からきぐるみの頭とのぼりの棒を運んだ。

タクシーを降りた瞬間、頭が座席に置きっぱなしであることに気づいた。

背後でタクシーは走り出しているがまだ10m先の信号で停まっている。

棒を持ったまま「待って…あたま!」と言って走った。

 

これだ。

 

人生には想像もしないことをすることがある。

 

自分が棒を持って「あたま!」と叫んで走るなんて想像できただろうか?

 

そう、だから、これからシンシナティでスキップすることもあるかもしれないし、「おれの串カツ水産」というバーを開いたとしてもなんら不思議ではない。

(タクシーには追いつかず、レシートに書いてある電話番号に電話して無事回収できました)

ガシャーン

会社にHさんという先輩がいた。

Hさんは後輩にも丁寧で優しい人だった。

ある朝、9時少し前のエレベーターは遅刻しそうな社員でいっぱいだった。だが、ほかの会社の人もいるので各階にエレベーターは停まる。そしてドアの近くに立っていたHさんは降りる人のためにエレベーターをいちど降り、また乗ってくる。

でもHさんは降りて5歩ぐらい先まで行ってしまうため、また乗ろうとするときに締まりかけのドアに挟まる。

それを3フロアぐらい連続でやった。

どうぞ、スタスタスタ…ガシャーン。どうぞ、スタスタスタ…ガシャーン。

そしてそのエレベーターに乗ってる人は全員遅刻した。

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フレックスもテレワークもない時代のおもしろ困惑癒やしふざけんな話である。

じゃあメイン

アニメ作品とコラボ、ミュージシャンのインタビューなど、メディアでもイベントでもそういう企画をよく聞く。

かたや僕がウェブマスターのデイリーポータルZはサブカルチャーにカテゴライズされることが多いが、やってることはお中元の交換やしゃべる猫の記事である。

お中元と猫、その間口の広さはぜんぜんサブじゃない。

じゃあメインかと言われたら違うのだが、なんなんだろう。

なんなんだろうと考えるふりをしながら、「じゃあメイン」がマイケル・ジャクソンの兄っぽいと思っている。ジャーメインジャクソン。

都市対抗

去年から社会人野球の都市対抗をテレビで見ている。

去年は盛り上がって決勝戦を東京ドームまで見に行ってしまった。

野球も応援も面白かったのだが、なんとなく球場に会社っぽさがあるのが発見だった。

・見に来ている人が明らかに社員。プロ野球ではあまり見ない2~3年目の若手社員のグループやOLのグループがいる
・年配の人はOBだろうか
・通路で名刺交換をしていた(前は同じ職場だったが今は違う事業所にいる人とたまたま会って、これはこれは、ごぶさたしております笑という雰囲気)。
・ベンチにスーツの人(たいてい野球部を管轄している管理部門の長)がいる
・応援団にガスパッチョとか会社のキャラがうろうろしている
・勝利インタビューでも相手(御社)を称える

でもこの会社っぽさが嫌いじゃない。ホームラン打った選手に遠慮がちに声をかける総務部長を見ていると嬉しくなる。(オペラグラスでベンチを見ていた)。

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同じ宗教をベースにする社会(同じ文明)では基本的なルールが共有されているので貿易ができるという話を聞いたことがある。

都市対抗で感じたのが会社という文明だ。続いて欲しい。

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そしてホンダとか東京ガスとか、社員がごっそり応援に来てても会社は回って利益を出し続けているのがすごい。才能に依存せずに利益を出す仕組みができている。

野球を見ながら会社ってすげえなあと思った。(でかい会社ほど強いのがえげつないけど)。

仕事、うそでした~

遠地で朝から仕事があるので前泊して、早起きして朝食バイキングでごはんを食べる。ビジネスホテルなのに予想外に充実した朝食でしっかり食べてしまい、コーヒーも飲んで部屋に戻って出かけるか…というところで

「仕事、うそでした~。仕事なんてありません~」

って思うやつやりたい。

まずは軽く二度寝して、知らない町をうろうろする。

本屋とかに入って、地元の出版社が出してる「〇〇の方言」「〇〇の噂話」みたいな本を買って喫茶店で読んで帰るのだ。