アルファベットでphotoshopと書くときは文字通りp-h-o-t-o-s-h-o-pとタイプするが、カタカナでフォトショップと書きたいときはfotoshoppuとタイプしている。
ひとつの語で二種類の書きかたがあって、タイプするキーが違う。脳を無駄づかいしている気がしてならない。言文タイプ不一致。
アメリカでウェブデザイナーをしていた人がこう言っていた。「アメリカ人ってhtml打つのがめちゃくちゃ早いんだけど、あれ変換してないからだよ」
そうだと思う。変換で漢字を選ぶと思考が止まるし、ああ、こんな漢字もあったっけなとうっとりすることもある。変換ソフトが履歴を記憶するようになってからは、かつて変換したおかしな言葉がいちいち出てきてマリオカートのゴーストのようだ。
ちなみにキャビンアテンダントと書くときは、頭のなかでいちどスチュワーデスと思ってからキャビンアテンダントと書いている。看護師も看護婦と思ってから、いや、いまは違うんだなと思ってから書く。1st、2ndはもちろん脳内ではいちすとにんどだ。
最後はぜんぜん違う話。