やぎポエム

ポエムとついてますがブログです。編集・ライターの林雄司のブログです。

母校と英語

 

 

 

 

僕が通っていた高校では入学時に在校生手作りの学生生活の手引をもらう。それを見る必要があって母校に行った。細かいことを冗談多めに書く文体で、なんだか僕の文章みたいで驚いた。こんなところに影響されていたのか。

体育祭では応援団に入って青春を体験しよう、というページの次に体育祭批判というページがあるのはさすが都立のリベラルさというか、ただ単にこいつ運動が苦手なんだろうなと思って大いに共感した。

 

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「同窓生の著作」という棚があったの僕の本もおいてもらった。辻井喬阿刀田高、鎌田實といったちゃんとした本のなかにひときわIQの低い本が目立つ。

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帰りに学食で食べた天玉丼。かき揚げを卵とじしてある。ごはんの量が多くて午後眠くて仕事にならなかった。

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おにぎり50円。


7月15日に英語でディスカッションするイベント(adtech tokyo international)に出ることになって、週に1回知人に英語を習っている。しかしこれまで英語を話す機会なんて、海外旅行のイミグレーションで「ホリデー」というぐらいしかなかった。それがディスカッションとは。

なのでこんなフレーズばかり練習している。かわす方向だ。

・だいたいわかったけど、もっと短く言ってくれない(わかってないとき)? ・なんでそんなシナリオにない質問するの?と逆ギレする ・あー、いま同じこと言おうとしてたのになー

なんでその仕事受けたんですか?とは週に1回ぐらい聞かれるのだが、僕もそう思っているので触れないで欲しい。

あれぐらい大丈夫だろうと思って高すぎる飛び込み台に登ってしまったことは誰でもあるだろう。

しかもだ、これを機に英語がしゃべれるようになるという雑な見込みを立てたので、その後のアメリカ出張もOKしてしまったのだ。8月7~9日に行われるJ-POPサミットというイベントで札束風呂を展示する。札束風呂なんて日本人にも説明しづらいのに、なんて言えばいいのか。

とりあえず「こんなに流暢な英語しゃってるけどおれ日本人なんだぜ」「だから日本語で話してくれてもよくてよ」という冗談を練習している。いま外国人タレントの気持ちがいちばんわかる日本人である。

イベントはサンフランシスコで開催される。その後ついでにシアトルにあるハトマスクの店にも行くつもりなのだが、サンフランシスコとシアトルってものすごく遠いんですね。同じ海沿いだから横浜・川崎ぐらいの感じかと思っていたよ。


高校でもっとまじめに英語を勉強しておけばよかった、なんてことは一切思ってない。社会人になって20年以上、よく英語を避けてこられた、よく頑張ったおれ、という妙な気持ちである。

来月には昼ごはんなに食べたとかどうでもいい話を聞いて、「ワーォ」とか言うようになってるのだろうか。なってるわけないな。