やぎポエム

ポエムとついてますがブログです。編集・ライターの林雄司のブログです。

2023.6.16 港北ニュータウン

午前から港北ニュータウンへ。

港北ニュータウンって知ってる人は知ってるけど、知らない人はまったく知らない街だと思う。

多摩ニュータウンほど語られないし、横浜市営地下鉄が別の路線に乗り入れていないので「たまたまその地名を目にする」ことがない(半蔵門線を使っていると行ったこともない「南栗橋」という地名になじんでしまうようなことがない)。

「センター北」という地名も抽象的で独特である。

中心部に2本の地下鉄が併走する計画的な町作り

駅名をぶら下げてる棒が長い

高さ制限ぴったりに建てられたビル

街の入り口にゴリラがいる

ショッピングモール入り口の消毒液のポンプが大きい

トイレの男性のピクトグラムが青じゃなくて緑がかっている

はじめての街の細かい差異がおもしろい。

デビッドバーンもトゥルーストーリーという映画で、旅先で出会ったドアノブの形をいちいち覚えている、みたいなことを言っていた気がする。

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センター北のラーメン屋は昔パスタ屋だったらしい。

こういう知らない街のディテールが好きで「しらねーw」と言いながらも集めてしまう。

今治の人が「東予の人はけち」と言ってたのも、いい「しらねー」である。その後調べた。

何か聞いたときに「しらんがな!(怒)」と思うか「しらねー(笑)」と思うかの境界はなんなんだろう。

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「これすごくないですか?」

と言って見せてくれるものも好きで、人のカメラロールから「これすごくないですか」を集めたい。投稿じゃなくて直に聞きたい。

映画自体はおもしろくないです。

天津市の人はおもしろい、とかいい「しらねー」があった本