やぎポエム

ポエムとついてますがブログです。編集・ライターの林雄司のブログです。

2023.8.5 迫力がある

2023.8.5のこと

デイリーの撮影のために埼玉に。出かけてすぐに熱中症のような頭痛を感じる。暑いからといって帽子をかぶると頭が痛くなる気がする。

熱中症ではなく帽子のサイズがあってないのかもしれない。

 

暑いなか17,000歩歩いて撮影は終了。帰りの電車が花火大会帰りの人たちと一緒になってぎゅうぎゅうになった。

ただラッシュと違って皆テンション上がっているのでよく喋る。

「足からの採血って、見かけだけの血管が3本ぐらいあるよね~」
「わかる~www」

看護師と思われる人が採血で盛り上がってた。

「うちの現場、全員100kgある」
「会社入ってからみんな太った」
「〇〇(会社名)ウェブの新入社員の写真見るとぜんぜん違う」

知らない人たちの生活の断片が飛び交っている車内だった。すごく、良かった。

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国際興業バスで見かけた注意書き。

このバスだけかと思ったらほかの国際興業バスにも貼ってあったので、コピーして貼っているようだ。

となりの「ドアが開いてから席をお立ちねがいます」に比べて描き文字は迫力がある。本気が伝わる。

カルカルで終演後に退場を促すアナウンスを合成音声にしたところ効果がなかったそうだ。拡声器で言うほうが断然だそうだ。

きれいにするほど伝わらなくなる。

『機械が言ってるから無視してやれ』という悪意ではなく、耳や目に入らないのだと思う。

 

文章にしても何も指示をしてないAIはまさに目が滑るような文章を書いてくる。

機械がいろんなことをしてくれると、人の役割はパッションや破綻になるんじゃないか。それは得意なので明るい気持ちになる。なるっつってんだよ(←こういうの)。

 

こちらは途中でキレてる貼り紙。

「うるさいので、やめてください」までは普通だが、そのあたりで怒りを思い出したのか「うるさい」と叫んで終わっている。

人っぽさが溢れてる。

我々に残された役割はこれだ。

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AIにちくちく指示できればできるような気もするので書かせてみた。

 

「携帯でのお話、こちらの家の前では控えていただけますと幸いです。うるさいんだよ、さっさとどっか行け!」

 

人の気配のチャーミングさがなくなってやばい感じになってしまった。言い過ぎだぞ。