よく寝る。
借りているトランクルームに行く。帰りのバスの運転手が何を言ってるのか分からなかったのでiPhoneのシネマティックで撮ってみた。
バスの運転手のアナウンスはため息でいい。
八代亜紀の「舟歌」が8番まであったらきっとそういう歌詞があるはずだ。
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透明感のある肌、というけど、実際に透明な人はいない。
でも、「透明感」という比喩で分かるのがすごい。
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しかし、「目を白黒させた」「舌を巻いた」「背筋が凍る」などよく使われる表現も、全部うそである。本当に目を白黒させてる人はいない。
こういう表現を安易に使ったあと、「いや、ほんとは白黒させたりできないんですけどw」と付け加える人は信頼できる。
信頼できるけど話が長くなる。
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そんなことを書きながら、感情は身体表現で書いたほうがいいと思っている。迫力がある。
「2秒に1回こっちを見ていた」「耳の奥から血液が流れる音がした」とか。
去年読んだ本に身体なしに心はない、と書いてあった。
例えば「優しい」は、"優しい眼差し"など優しいと呼ばれる行動パターンを伴わないと分からない。行動なしで「優しさ」を伝えるとはできない。心は行動を通してしか現れないし、つかめない。
感情を描きなさいと言われるとうへぇと思うが、行動を描くのだと思うと気が楽になる。
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でも目は白黒しないし、回らない。
論が右往左往しているが、つまり、クリシェが嫌いなだけだな。
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書いてあったのはこの本。
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理屈っぽい話になったので写真。
私服ってわりにしっかり制服の警備員