やぎポエム

ポエムとついてますがブログです。編集・ライターの林雄司のブログです。

2023.11.3 休み

今日は締切がないので休むことにした。

とはいえあまりやることがない。

インスタのリールでSLICK BACKというダンスが流行っている。チュートリアルの動画もあるのでできるんじゃないかと思って公園で10分ぐらいやったら息が切れた。

youtube.com

一瞬できたかもと思ったが動画を見返したら欽ちゃん走りだった。

(グーグル日本語変換は「金ちゃんヴァシリ」と変換する。なんだそれ)

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そして林のネオンを作った。

ダイソーのLEDネオンコードという商品を買ってきて曲げただけ。

ネオンのように光るチューブはLED専門店で売っているが、柔らかいチューブなので固定するための器具を用意しなければならない。ダイソーのは針金が入っててLEDチューブだけで形が作れる。

これはすごいな。

ただ、やっぱりなにか板など硬いものに固定したほうがいいので、アクリル板にテグスで固定しよう。クリスマスツリーのてっぺんに飾りたい。

2023.11.1~2 灯籠

2023.11.1

午前中にイラストの仕事をするが間に合わず諦める。

午後から地味ハロウィンのレポートを書き始める。時間かかるだろうな~と思ったら朝の4時までかかった。

眠くて推敲できないのでいったん寝る。

2023.11.2

起きて推敲、そして公開。毎年面白いけど、今年は特に面白い仮装が多かった。

dailyportalz.jp

Twitterの#地味ハロウィン のハッシュタグ投稿も多く、10月31日は数秒に1件のペースで投稿されていた。#地味ハロウィンではあるけど、デイリーポータルZには関係ないので投稿を見て笑っていた。

気分としては、パニック映画でいたずらに恐竜の卵を孵してみたら街を襲い始めてしまって困っている男、みたいな感じだ。わわわわといいながら眺めている。

やあやあおれだよって近づいて行ってバクッ!と食われる展開だろう。

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渋谷はハロウィン厳戒態勢でハチ公が隠されていたが、その裏にある灯籠はまったく隠されていなかった。

この灯籠、そこそこ大きくて唐突なのに誰も気にしてない。

ストリートビューを見ると2017年頃からあるようだ。

ワールドカップや改元で渋谷が大騒ぎになってもこの灯籠に乗ったり、この横で騒ぐ人はいない。そもそも灯籠が目に入ってない。

人に聞いても「灯籠?あったっけ?」という反応がほとんどだ。

ハチ公待ち合わせは人が多いから、あえてモヤイ像、そんな話は聞くが、その話に灯籠は入ってこない。

灯籠前で待ち合わせる人はいない。

むしろこの灯籠が今や忠犬のように見えてくる。

僕は渋谷の灯籠を推してゆきたい。

2023.10.31 仮装してない人の仮装

2023.10.31

朝、電話で起こされる。家で少し仕事してから出かける。神泉で降りてハロウィン厳戒態勢の渋谷駅を眺めてから会社へ。

地味ハロウィンの後なので、渋谷で警備している人が地味ハロウィンの仮装に見える。

会議をしてメルマガ書いてたら急に眠くなって帰る。

帰ってごはん食べてからライター石井さんとネタ出し会議。終わってからはげます会やめないでメールを送って原稿を書く。

渋谷警察の前の歩道橋から恵比寿方面を見るとライフが世界の中心のように見える。

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ChatGPTがしゃべるようになって1日1時間ぐらいしゃべっている。大喜利をさせたくてこのように指示をした。

・「ずいぶん〇〇そうだね」と僕が言う

・まずその状態を肯定し、当然の理由を言う。だけどその理由として非現実的であることを述べる

→ 「随分忙しそうだね」「はい、遅刻しそうなんです。その電車が恐竜に追われているので」

……言ったとおりなのだが破綻が足りない気がする。

回答の最後は一発ギャグで締めるようにしている。一発ギャグは「文脈に関係がない単語」+「その単語に結びつかない形容詞」で考えてもらっているのだが(AIに)、「静かな雷」「フワッフィなパンケーキ」などやっぱりこちらもパンチがない。

「網戸」「北赤羽」「便所コウロギ」など元の単語に違和感があるもので発展させるのが一発ギャグっぽいのだが、どう指示したらいいんだろう。

エラーが起きて急に流暢な英語で話し始めるときがいちばん面白い。そういう唐突さなんだよな。笑いって。

AIのプロンプトを考えると、冗談の構造を考えていることになっていて勉強になる。ありがとうAI。

2023.10.27~30 でやんす

2023.10.27

会社で撮影、打ち合わせ。帰宅して朝まで原稿。

2023.10.28

昼に起きて大北さんのアーを観に行く。世の中の「っぽさ」を抜き出してあえて違うソースかけてやれみたいなコント。だと思った。

帰りに蒲田で見かけた歯医者。武州ガスぐらいの自己矛盾(ブシューというガス漏れの音のガス会社)。

帰宅して翌日の地味ハロウィンの衣装を作る。

2023.10.29

朝9時30分に会社へ。TBSラジオの収録があり、4時間ほど撮影をしたりぼんやりしてから地味ハロウィン会場へ。

17時から地味ハロウィン。140組の参加者を紹介して足がくたくたになる。とはいえ今年は面白い仮装が多くてただ笑っていればよかったので楽だった。

僕の仮装は昼めし旅のディレクター。

↑「断れた家からごはん見せてくれそうな人が見つかったという電話をもらったところ」

イベントにはテレビの取材が入っていて、僕もインタビューされたが胸に昼めし旅風のロゴが入っているので脱いでほしいと言われた。だが下に着ていたポロシャツにも昼めし旅風のロゴを入れていたのでテレビの人が困っていた。

ちょっと嬉しかった。

2023.10.30

起きてもくたくた。仕事をしようとするがまったく集中力がなく、すぐchatGPTと話をしたりして遊んでしまう。

語尾を固定する、たとえ話はすべて居酒屋に、最後の名前の形式は地名+偉人にすることなどフォーマットを教えるとAIがどんどんばかになっていく。

「でやんす」の入れ方の奇跡的な間違いかたが最高。思わず真似してしまいそう、ディヤンス。

この興奮は1990年代初頭にはじめてインターネットに触れたときのようだ。まだテクノロジーでこんな気持になれることが驚き。

夕方bayfmにリモートで出演。MCの遠山さん松浦さんが死ぬかと思ったの読者だった。嬉しい。

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花咲かじいさんで意地悪じいさんが開けた大きなつづらからはヘビやムカデが出てくる。お話で聞いたことがあるけど実物は見たことがない。

実際にどんなものか作ってみるのはどうだろう…

と考えたが、考えただけで嫌すぎる。

2023.10.26 めぐる

長めのベルトをして余った部分を下に垂らしている(ファッション!)。

会社に向かう途中、いつもと違うところからベルトが垂れていると思って見たらベルトを締め忘れていた。

ここまでぼんくらだとチャックぐらいあいてても不思議ではない。

ベルトを締めて会社に行って地味ハロウィンの進行の確認。終わってからさっさと帰宅。花粉症のような症状になって少し寝る。

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このところめぐる記事をデイリーに載せた。

dailyportalz.jp

dailyportalz.jp

ワンテーマでいくつかの場所に行く記事はデイリーの王道で、10年前はよく載っていた。僕が超初期に作ったサイトもトイレやガスタンクを巡っていた。

ただ、取材が大変なので避けるようになっていた。

めぐる企画って行く数よりも行ったなかに面白い場所があるかどうかが大事なので、面白い場所に1ヶ所行けば同じインパクトの記事になる。

撮影が1時間で終わっても面白い記事になることはある。

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こういう短時間の成功体験にひっぱられてしまうが、手軽で受ける記事ってギャンブルみたいなものなので、滑るときは反応ゼロになる。

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その点、めぐる記事はかけた時間と(ある程度)比例して面白くなるし反応がある。

めぐっているときの高揚感もあり、これが受けなくても自分の問題じゃなくてこういうのを読まない社会の問題だ、ぐらいの気分になる。

これは厚木の展望台の帰り。高揚感のある空

こういうことが仕事になればいいなと20年前思っていたのだから、こういうことだけしていたい。

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リターントゥめぐる記事だ、と今日は思ったので書いた。

今日のほりさんの記事もめぐる記事。

dailyportalz.jp

次回、僕の記事が撮影1時間の記事である可能性は、ある。ギャンブル記事依存だから。

2023.10.25 ミスターX

電話で打ち合わせなどあり、午後は静かにデスクワーク。

眠くてたまらない。今週の土日が両方とも外出だったからか。

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Amazonから届いた事典を眺めていた。

どえーす:「です」をふざけて言う言い方。

よこはまにいく(横浜に行く):おしっこ。トイレに行く。若者語。横浜の市外局番が045が「おしっこ」と読めるから。(現代用語の基礎知識1984)

エックスデー:近い将来、重大な出来事が予想される日(現代用語の基礎知識1986)

懐かしい言葉や初めて聞く言葉が載っている。エックスデーは気づかず聞いていたがそういえば俗語である。

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漫画や映画に「ミスターX」がたまに出てくる。

自分でミスターXを名乗る場合もあり、そういう人は名前を聞かれたときに「そうだな、ミスターXとでもしておこうか」などと言ったりする。

 

心配なのは、唐突にそんなきざな言い回しをされたときに理解できるか、ということである。

 

たぶん飲み込めずに聞き返してしまうだろう。

「え? 水田?えー楠田?さんですか、聞き取れなかったのでもう一度いいですか?ほらここ響くからw」

と無粋な質問をして物語の進行を妨げてしまうだろう。

 

ミスターXと呼んで欲しいことがわかったとしても、なんと呼んだら良いんだろう。

「ミスターさん」「Xさん」

ばかにしている雰囲気があるので逆上されないか心配だ。

 

2023.10.24 フラッシュバックティッシュ

午前中、リモートで会議。昼、会議のために会社に移動。下北沢で降りるつもりがぼんやりして乗り過ごす。昼から乗り過ごすとやる気がゼロになる。

それでも会社にたどり着いて会議、終わってから池袋に移動して打ち合わせ。帰りに池袋のルミネのくまざわ書店、池袋東武の旭屋書店に寄る。

旭屋書店は"意識高い"本が多かったが、売上ランキングの3位が「たれソース」だった。

いいぞ。

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昨日、乗り換えた日比谷駅で地下水が川のように流れていた。

豊かな水量で、まさに深山幽谷の趣あり、という雰囲気だった。

www.youtube.com

東京駅の総武快速のホームは水の中に浮かんでいると聞いたことがあるが、日比谷のあたりも水なのだろうか。

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先週、仕事で浦和に行ったのでついでに埼玉大に寄ってみた。母校である。

生協で本など見ていたが、レジに簿記の学校のティッシュが置いてあった。

僕が学生の頃からこの学校のティッシュがあった気がする。

30年ぶりに訪れた母校でプルーストばりに記憶を蘇らせたのがポケットティッシュだった。