大阪で3時間ぐらい時間があいたのであべのハルカス展望台に登った。ひとりで。
大阪の街を見下ろしていて思ったのは、「あんまり面白くない…」だった。
あべのハルカスのせいではない。住んだことがない街だからだ。
東京ならば、「あっちが会社だ」とか「あれは昔住んでいた家の近くのガスタンクだ」「あの橋の近くで忘年会やったな」など思うのだが、土地勘がないので大阪城と心斎橋のドンキぐらいしか分からない。ただ高いだけだ。
高いところからものを見るというのは、記憶を見ているのだ、なんて思った。
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グーグルマップと同じになるように写真を撮ったり、玉出を探したりしていた。
街に対する記憶がないのでグーグルマップぐらいしか手がかりがない。
遠くからもわかる玉出
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展望台で記念写真コーナーのスタッフがお持ちのスマホでも写真を撮りますと声をかけていた。
そのとき同時に記念写真コーナーの一眼レフでも撮る。その写真は出来上がりを見て気に入ったら買えばいいし、買わなくてもいいとのこと。
でも、僕のスマホでも撮ってくれるわけだし、それでいいじゃんと思ってお願いした。
スマホと撮ってくれた写真を見て感心した。
窓を背にするので逆光なのだ。スマホだと僕の顔が暗い。でも記念写真コーナーのカメラはフラッシュを使っているので、きっちり顔が写る。親切なんだけど差ができる。
うまい商売だ。なるほどと思った。
後学のために買った。
展望台は有料だが、そこから屋上にも行けると案内があった。地上300mの吹きっさらしである。魅力的だがプラス500円だった。
アプリ内課金みたいで笑った。
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なんだかんだひとりでも楽しんでるな。