昨日の夜に原稿をまとめていたら朝になってしまった。
テレビをつけたら毎月インタビューしている増田さんが天気予報をやっていた。
知ってる人がテレビに出ていると面白いのはなんでだろう。
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昼までちょっとだけ寝て会社で会議。
会議もあっというまに終わって中目黒のレンタルの会社へテレビを借りに行く。
テレビを抱えて山手通りまで歩いてタクシーをつかまえる。こういう大きな荷物を持って移動していると「働いている!」という快感が湧き出てくる。
実際の生産性とは全く関係ない(むしろ効率が悪い)。
言っちゃなんだけど、イベントとか展示もこのやった感が常習性になっているところがある。
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テレビを抱えて会社に戻り、昨日買ったビデオと接続。小さくて丸いモニターでシャ乱Qを見ているといったい今がいつか分からずにクラクラしてくる。
このころ何をしていたのだろうと思って自分の過去の日記を見ると、こんなことが書いてあった。
よくノートパソコンを持ち歩いている人を見るけど、あれは20万とか、高いのだと60万ぐらいするのだ。
よくそんな高いもの持ち歩けると思う。僕は恐くて持ち歩けない。へっくしょん!!なんてくしゃみして、落っことしたら60万がパーだ。
1998.1.15
去年はiPhone14が20万すると似たようなことを書いていた
欲しいiPhoneが20万する。20万のものをポケットに突っ込んで顔に当てて汗をつけたりするなんて信じられない。
— 林 雄司 (@yaginome) 2022年10月10日
だったら20万入った封筒を顔に当てたろうかと思ったが、どこかで理屈が間違っている。
24年の自分の変わってなさに驚く。約四半世紀、僕はずっと20万持ち歩くと危ないぞと言っているのだ。もっとほかに気にすることあるだろう。
そして記事も書いている。
でも、おれは口だけじゃなくて身体を動かすべきだと思ってデイリーポータルZを始めたので望みは叶っている。
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しかし古いビデオを見るといろんなことを思い出す。
1970年代生まれが入るグループホームを作ったら1日じゅう古いビデオを見よう。グループホームの名前は「平成」。
写真は用賀にある平成ビル。ロゴの雰囲気がすごく平成初期でぐっとくる。