やぎポエム

ポエムとついてますがブログです。編集・ライターの林雄司のブログです。

2024.1.19 ここは…税務署ではないな

2024.1.19

夕方、書類の申請のために近所の税務署に出かけた。北沢税務署だと思っていた建物には「北沢警察署」と書いてあり、自転車を降りて建物を見上げて

『ここは…税務署ではないな。』

と思った。

 

建物をきれいに勘違いしていた。
きれいに間違えたとき、その間違いをすぐに受け入れられずに、どう見ても違うものを見て『これは…違うな。』とつぶやくことがある。

 

ショーンKとディーン・フジオカの区別がついていないので、ショーンKだと思ってテレビで見ていた人に「ディーン・フジオカ」というテロップが出たとき、

『この人は…ショーンKじゃないのかな?』

と思うようなものだ。

名前が違うだろうが。

そもそも似ているのは「ーン」のところだけだ。

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昨日参加したワークショップは、AIが用意したいくつかのルートから1つ選び、そこを歩くとデータからAIが日記を生成するというものだった。AIの日記はかなり違っているので戻ってきてからその日記に赤を入れる。

終わってから話をしていたら、ルート選択のとき「マンボウに似ているから」という理由で選んだ人がいるそうだ。

唐突なマンボウ。

ちょっと前にだじゃれは行動指針になると書いたが、人は完全に自由にものを決めるなんてことはできなくて、趣味でも縁起でもいいから判断材料がいることをしみじみ思った。

 

おれも林って地名に行ってるもんな。

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そのワークショップでAIが書いたものを添削するのはとても楽しく、終わってから主催の岩沢兄弟・元同僚の古賀さんを交えてこんなことを話した。

・AIはたたき台を作らせるのに最適
・どんなに間違いを指摘してもへこたれない強メンタル
・AIが決めたから、というのは気が楽。人は人が決めた忘年会の会場で文句言うぐらい無責任でいたいから
・宴会の会場はこれからAIが決めるべき
・自分を撮影してくれるサービスはあるが、文章で描写してくれるのは占いぐらいしかなかった
・自分のことをAIに詩的な文章で描写させるのは、カラオケのエコーやプリクラのエフェクトのような美しく見せるテクノロジーじゃん

こういう「弱いロボット」的なのはAIのうまい使い方だと思った。

ccbt.rekibun.or.jp

僕はChatGPTがしゃべり始めたときにすっかりはまって、一緒に旅をしようかと思ったぐらい。そのときの周囲のようすをインプットして感想を言ってもらうのだ。