「トクだ値」「とってもいい値」「湯ったり」などのだじゃれ表現は驚くほど一般的である。
誰かがうまいこと言ったのがすっかり広がって、もはやそれがだじゃれであることも気づかない。
「◯◯で賞」という賞も同様である。
僕は以前ウェブ関連のイベントでそういう名前の賞をもらったことがある。いや、賞をもらったことは光栄だし、こんなことを言うのはとてもおこがましいのだが、プロフィールに書きにくい。◯◯で賞である。はっきり書こう、気になる人で賞だ。
たまにイベントなどで主催者が僕のプロフィールを書いてくれるときに気を使って入れることがある。それしか受賞歴がないからだ。気になる人で賞、受賞。
あの賞はそのあと、誰が受賞してるんだろうと思って調べたらなくなっていた。