昼からデイリーポータルZの撮影。いろんな砂糖で砂糖水を作って飲み比べた。
このところずっと言ってる砂糖水スタンドへの第一歩の企画である。
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流行の食パンのなかには砂糖が入っているものがあるという。甘くて美味しいと思ったら砂糖が入っていたのだ。
「砂糖が入っているから美味しい」
そんな単純な図式がこの2023年に有効だとは思わなかった。
「小麦粉+砂糖」が流行るなら「水+砂糖」だっていけるのではないか。そもそも砂糖は常習性があるのに規制されていない珍しい物質である。
それに砂糖水は市販のジュースに比べて糖分が少なくてヘルシーといえる。手作りなのでクラフト砂糖水と名乗ってもいいだろう。
クラフト砂糖水、シュッとした右肩上がりのロゴにしよう。
フレーバーを用意したり、ソーダにするのもいい(+100円)
まずは店で売り、ネット通販、ポップアップショップ、最終的には「砂糖水の素」という粉を売る。つまり、砂糖だ。
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という夢を叶えるためにまずはベストの砂糖水のレシピづくりが必要だ。その様子を記事にしてバズって、いよいよリアルで売ります~というコンテンツマーケティングのお手本展開である。
だから会社の会議室ではなくキッチンスタジオを借りたし、サングラスを掛けた。これで単価があがる。
砂糖を舐めるときは手の甲にのせる
「砂糖の声を聞くことが大事」
2時間ちかく砂糖水を飲んで、正解の配合を見つけることができた。
スタジオを出て行列ができている油そばの店の前を通った。「油そば」と「砂糖水」は言葉の構成が同じである。砂糖水も流行る。
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昼にさんざん砂糖水を飲んだせいか、塩辛いものが食べたくなってビーノをむさぼるように食べる。
砂糖水スタンドでは砂糖水に合う塩も置こう。
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ヤフオクで落札した腹話術人形が届いた。
マスクをして腹話術をすると簡単、という自分で書いた記事が気に入ったので買ってしまった(あの記事のはレンタル)。
これでいつでも腹話術ができる。
この腹話術人形、20年ぐらい前に市販されていたものらしいが、毎週のようにヤフオクとメルカリに出品されている。そして売れている。
毎週ひとり日本のどこかで腹話術人形を手放したくなる人がいて、毎週ひとり、腹話術人形が必要になる人がいる。
そんな循環があるなんて思わなかった。